2006年04月14日

最後のレース

スタートラインは、下有利
さらに左側からブローが来ている。
2分前に絶好のポジションを取って止まるが、
私の下に名古屋大学がタックしてきた。
号砲が鳴る。
ジャストスタートだ!
下の名古屋大学の船より私のほうが角度が良い。
しかし、彼らはボートスピードで勝っている。
イイブンだが、彼らの方が先にブローに入った分リード
私の上にいた名工大は、ほとんどイイブンもしくは、
ややこちらがリードしている。
風力は強くなり、6〜7M
スターボードタックで10分ほど走ると、上の船はタック!
私はそのまま5分走りタックすると下艇もタックしてきた
タック直後は、リフトの風に乗り他の船をさらに引き離す
どうやら、われわれ3艇のトップ争いだ!
マークにポートタックで近づくが、名工大とミーティング
しそうだ、
クルーに判断を仰ぐと前を通れるという。
10秒考えるが、
安全を取りベアー、レイラインでタックをすれば次はこち
らが権利艇だ!
レイラインでタック!
しかし、彼らに上タックをされる。
どうやらトップは、その間に左から来た名古屋大学
3艇身遅れで名工大さらに1艇身遅れて私たちの艇。
上位2艇は、右側のコースを取ったが私は、左のコースへ
サイドマーク、下マークとも順位は変わらず、
最後のマーク回航へ、
もう順位はほぼ確定
それでも、
最高のマーク回航をしようとぎりぎりに内を詰める
フィニッシュは3位

インカレ予選最後のレース
一週間前に父を亡くした名もない学生の生涯最後のレース

2回生のクルーに礼を言う、
涙でハーバーがかすんで見えた。

それから20年、一度もティラーを握ることはなかった。

実業家の道を選んだからです。
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posted by mark470 at 00:24| 🌁| Comment(0) | TrackBack(0) | 学生時代のバカ話 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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